6月16日からブラケットステージが始まったVCT Masters Tokyo。
ブラケットステージ初戦でEMEA王者のTeam Liquidに2:1で惜しくも破れたEDG(エドワードゲーミング)。中国地域全体でも国際大会で未だ勝ち星を挙げれていない状態で始まったVCT Masters Tokyoですが、EDGは国際大会初勝利だけではなくグループステージを突破してのけました。
しかし前述したようにブラケットステージ初戦でTeam Liquidに破れたためローワーブラケットに移ったEDG、負ければ敗退後がない状態での対戦相手はアメリカ地域王者のLOUDでした。
結果はなんと2:0でEDGが勝利を納めます。2戦連続各地域の王者という激戦の中チームのエースzmjjkk(カンカン)はどんな逆境とも思えるラウンドでも微かなチャンス掴み続けました。
第一マップ(ロータス)
第1マップはロータス。Smoggy(スモッギー)のレイズとZmjjKK(カンカン)のジェットというダブルデュエリスト構成のEDGに対し、LOUDはaspas(アスパス)をネオンとしたヴァイパーオーメンのダブルコントローラー構成を採用しました。前半戦、攻撃側のEDGはダブルデュエリストの強烈なエントリーとゆっくりとしたエリア取りの緩急をつけた攻めで終始盤面をコントロールし、圧巻の8-4で攻守交代となります。
後半戦のピストルラウンドはLOUDが取得したものの、第2ラウンドはnobodyの4キルからEDGが取得。さらにEDGはレイズのブラストパックやオーメンのシュラウドステップを用いた積極的なエリア取りでLOUDを苦しめ、最後はカンカンの強気なオペレーターでEDGが13本目を取得しました。