DAY3で21:19という40ラウンドものラウンドを経てRRQに勝ち切ったZETA DIVISION。
開幕1マップ目のヘイブンではまさかのレイズ1デュエリストなど以前とは全く違った形を見せてくれました。しかし攻めスタートのZETAはRRQの守りを崩すことができず10:2で折り返し、ハンドガンを落とすとそのまま流れをつかみきれず13:2という大差で1マップ目を落とします。
続く2マップ目はZETAが大躍進を見せたレイキャビクでは1番の得意マップと言ってもいいスプリット。ここでもTENNN選手がレイズを使う1デュエリストかと思いきやDep選手がジェットの2デュエリストでした。序盤の守りをうまく守り7:5折り返し、攻めはTENNN選手とDep選手の鮮やかなエントリーやエリアキープで結果13:8でZETAが勝利を納めました。
3マップ目:アセント
3マップ目はアセット、ここでもTENNN選手がレイズを務めました。Dep選手がソーヴァ、LAZ選手がサイファーなどどこか懐かしさを感じるピック、守りスタートのZETAが8:4で折り返し心にゆとりを持てたのもつかの間、攻めがうまくいかずピストル、セカンドに続いて3rdラウンドまで落としあっという間に差が埋まってしまいます。
ラウンド有利を取られ取り返し先にマッチポイントにたどり着いたZETA12:11、アルティメットの数で勝るZETAにxfferoとLmemoreの2人によってうまくサイトを取ることができずにOTへと持ち込まれてしまいました。
OT(オーバータイム)
OTに突入後、1ラウンドごとに攻守が交代する中、守りスタートのZETAは中々守り通すことができず常にマッチポイントを握られ続けていました。それでも根気よく粘り続け、針に糸を通すようにラウンドを繋いでいくZETA。遂に守り通すことができるも、RRQも見事に守り切るなどまさに一進一退の攻防が続きました。
この試合で合計42キルでDep選手は1試合のキル数で世界記録を達成する偉業を成し遂げました。他にも多くの素晴らしいプレイがありましたが、特に印象深いシーンはRRQがマッチポイントを握っている中、SugarZ3ro選手が黒コンテナで人数によって落とされ、4:2の人数状況を捌ききるシーンです。
また今回はXQQコーチに代わりにJUNiORコーチがヘッドコーチに入るなどLCQの中でも様々な新しい挑戦を取り入れているZETA DIVISION。
1日開けずに本日(7月21日)16時45分からアッパーファイナルTeam Secret戦が控えています。リーグではTS相手に2マップともOTの末惜しくも落とし負けたあいてとなります。マップピックから編成なども今のZETAは予想ができず、とても楽しみな試合になることでしょう。